会社情報

平成14年2月よりタクシー事業も規制緩和がなされ、新規参入等が容易にできるようになり、当社が開業できました。しかし平成20年9月より業界よりの申し出により新規参入・増車ができなくなり、その上、減車を促進する通達が出されてしまいました。

当社においても1台減車せざるおえなくなり、現在14台で営業しております。しかしながら、業界としての努力をせず、規制緩和をしたために車両が増え過ぎ（既存会社の増車が相当の割合を占めていた）今度は減車を要望する事態となってしまいました。規制緩和とは許認可のものと既得権を持っていた各事業主に対し、その保護がなくなり自己責任において、自由競争の中、利用者が喜び特徴のあるタクシー会社に変わるように、門戸を開いたものです。

その努力もせずに、すぐに「台数が増え過ぎて困っている、減らしてくれ」では何もしないで、全て行政におんぶに抱っこです。藤沢地域においても、まだまだ古い体質から脱却できない歴史ある会社が多く、利用者のニーズに十分応えきれないのが現状です。

公共性の高い（無くてはならない）事業がタクシー事業です。地方都市である藤沢市は駅中心に人口が集中し、東京や横浜などの大都市と違い、流しの営業が出来ない地域で駅付けと電話による依頼が中心となります。

駅付けの営業に関しては藤沢は東京のベッドタウンとして人気が高く、人口は増加し続け、40万人の大台に乗りました。つまり駅乗降客が増加し、タクシー利用者はこれからも確実に増えることが見込まれます。また駅付けでは車両が並んだ順番で乗るので、ほとんど競争にはなりませんが電話での依頼は会社の姿勢・考え方・営業力・サービス等が問題となります。

当社としては、介護資格者を中心とした乗務員の育成により、お年寄り・障害を持った方でも安心して利用できるだけでなく、楽しんで乗れるタクシーとするため、業務の簡素化、経費管理により利用者様へ安全・安心の運行サービスとおもてなしの心を持った接客で、地域に溶け込んだ営業展開を目指します。